グルメ必見!季節のお料理 ガチョウ(Gans)について

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11月に入るといろんなレストランでGans−ガチョウ料理を季節モノとして提供していることが多く、メニューでもよく見かけます。ドイツでは11月上旬のザンクトマーティン祭の頃から12月のクリスマスの頃まで、このガチョウ料理を楽しみます。我が家はクリスマスの12月25日に丸々一匹、ガチョウ料理をするのが定番になっています。以前はドイツ人の義母が一生懸命作ってくれていたのですが、ここ数年は親戚家族が我が家にみんな集まることになっているので、男の料理ということで、夫がクリスマスにガチョウ料理を担当になっています。

ポーランド出身とドイツ出身のガチョウの違い

我が家では、毎年ガチョウのお肉を買いに行くのですが、ガチョウと言ってもいろいろ。最近のチラシで見たら、ポーランド産のガチョウはドイツ産のガチョウのなんと6分の1の値段で売られています。どちらも試したことがありますが、個人的には、ポーランド産の味が劣ると思ったことはありません。でもどうしてここまで値段が違うのでしょうか?一体なにが違うのでしょうか?

ポーランド産のガチョウの特徴

ポーランドで取れるガチョウの95パーセントが輸出用でそのうち85パーセントがドイツに輸入されるそう。

こちらのガチョウの特徴は、幼いガチョウの子に、大量の安い餌を与え、あまり動かさず、早く大きくなるよう飼育されます。そんなガチョウがポーランドでは大量に飼育されます。 購入にオススメなのが6kgくらいになった4ヶ月くらいのガチョウ。これより大きいとお肉が硬くなるので要注意です!!ちなみに、こういう飼育方法はドイツでは法律で禁止されています。つまり、飼育過程にすでに大きな違いがあるのです。もし、ポーランド産を買うのであればBIOと記載されているものが安心で良いと思います。

ドイツ産のガチョウの特徴

一方、ドイツ産のガチョウは「D」とパッケージに書かれています。D/D/Dと記載されていれば、ドイツで生まれ育ち、さばかれたのもドイツ国内という意味です。こう書かれていても、大量生産され、全く外に出ずに飼育されたガチョウも含まれます。この中でも安心なのは、やはりオーガニックで育てられたガチョウのお肉。オーガニックのガチョウは最低でも15平米の柵の中で育てられていて、オーガニックの餌を食べ、毎日外に出ること(Freihalten)が決められており、水がある場所まで自由に行ける飼育法という条件をクリアしたガチョウのみが対象となっています。

gans3グルメなお肉好きは、大金をはたいてフランスのBresse出身のものや “Label rouge”と書かれたガチョウを買うらしく、これは高級レストランで扱われているそうです。このガチョウはかなり厳しい審査を通っており、育つまで通常の二倍の時間がかけられます。また、外で運動する時間も沢山設けられ、しかも餌はきちんとしたものを食べているそうです。このレベルのガチョウはお肉屋さんやデリカテッセンのお店で注文して購入が可能です。

gans4お肉の味は特に舌での違いに私は気づくことはありませんが、やはり食材は美味しい方がいいので、牧場から直接仕入れているお肉屋さんでドイツ産を毎年購入しています。

我が家では、毎年オーブンでガスバーベキューでぐるぐると回しながらゆっくり4時間くらい焼きます。

ちなみに、レストランでは、赤キャベツと焼き林檎やジャガイモが添えて出されることが多いです。みなさんも、ドイツの季節料理「ガチョウ」をぜひ試してみてはいかがですか?

レポーター WAKA

ドイツ人の旦那と、3人の子持ちママ。2011年からデュッセルドルフから北に車で25分の小さな町に暮らしています。ドイツ人の生活や暮らしのちょっとしたアイディアなど、身近な情報を中心にレポートします。

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