Kekoさん出産体験記

お名前 : Keko
年齢 : 37歳
出産病院 : Marien hospital
おススメ度 : ★★

分娩の種類 : 自然分娩

日本人のヘバメさんが勤務していること、事前の見学会でこじんまりアットホームな雰囲気が気に入ったことでこちらの病院に決めたましたが、出産当日ヘバメさんは休暇で不在でした(休暇のことは事前に聞いていましたが、見事に出産日が重なってしまいました)。また、陣痛が始まり病院に到着してから実際に産み落とすまで5時間半。たっぷり時間があったにも関わらず、対応がゆっくりだったのでお願いしていた無痛分娩が間に合いませんでした。

陣痛が始まっても子宮口が十分に開いていないと自宅に帰らされる日本の病院とは違い、ドイツの病院は早くから院内で待たせてくれますが、一旦病室に通され待機状態になったら、呼び鈴を押さない限り誰も様子を見に来てくれません。私自身も子宮口が1センチしか開いていない状態で病院に行ってしまい、病室で待つよう言われたものの一向に次の指示がありませんでした。2時間が経過し陣痛間隔がいよいよ3分おきになったので、徒歩で分娩室のある一角へ向かいました。その後も痛みに耐えながらモニター室や診察室に自力で移動させられ、そうこうしている間に破水。子宮口が7センチ開大となったためいよいよ分娩台へ上がることになりました。ところがそこからもまさかの放置状態で、分娩台で1人(夫はいましたが…)うんうん唸ること40分間。ようやくヘバメさんが見に来てくれたので無痛分娩を希望している旨を伝えましたが、すでにベビーの頭が見えているので必要ないとのこと。ヘバメさんの、「次の陣痛が来たら産んじゃいましょう」の一言で、無我夢中で力んで産み落としました。お産時の介助はヘバメさんだけで、医師は避けた傷口の縫合時に初めて登場しました。良くも悪くも非常にナチュラルなお産だったと思います。

3日間の入院中はお下が痛くて、ひたすらベッドで横になって休みました。毎日不定時にヘバメさんや医師が様子を見に来てくれますが、ドア脇に立って「Alles OK?」(問題はない?)と声をかけるのみで、詳細な質問や傷口のチェックはなし。ひたすら睡眠を貪りたかった私は「Kein problem」(大丈夫です。)と答えてしまいました。

後日自宅に戻ってから、病院とはまったく関係のないフリーのヘバメさんに自宅に来てもらいましたが、お下がひどい擦り傷で炎症を起こしていると指摘を受けました。ハーブの消炎剤などで治療してもらいましたが、処置が遅かったため完全に痛みがとれるまで何日もかかりました。ヘバメさんからは、「何でこんなひどい状態なのに我慢してたの!」とあきれられたのを覚えています。

ドイツでお産してみて実感したのは、疑問や違和感を感じた場合には早めにそれを伝える必要があるということです。日本のように至れり尽くせりの対応はドイツでは望めませんから(※ヘバメさんも医師も基本的に親切ですが、習慣の違い??)、遠慮していると満足な対応を受けられないで終わってしまう可能性があります。私自身は日本で一度お産を経験していたので大体の流れは分かっていましたが、まったく指示のない状況には正直戸惑いました。ドイツで初めてお産をするとなれば、もっと不安でいっぱいになると思います。どんな些細な疑問でも、臆さず聞いてみると良いと思います。

ちなみに、ドイツでのお産で印象的だったのは病院食です。入院中の食事、うわさには聞いていましたが、夕食はまごうことなき“カルト・エッセン“!サラミ、チーズ、パン、スモークサーモンサラダのセットが寸分違わぬ内容で三日間出てきました。産後は滋養のある食事で力をつけたい日本人には、到底満足できるものではありません。昼食はパスタやスープなど温かいものが出ますので、少なくとも夕食だけはご家族にお弁当か何か差し入れてもらうことをオススメします。

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