りんごの木ゼミナール Vol.3 『子どもの栄養と発達セミナー』

6月2日(月)りんごの木オフィスにて、 江塚あや子先生をお招きし、
『子供の栄養と発達セミナー』を行いました。

江塚先生は、30年以上に渡り「食」に関するお仕事に従事されたのち、
管理栄養士として活動を広げられ、 保育園の給食献立づくり、
子どもの食事指導、離乳食教室など、 幅広く活動されてきました。
退職後も精力的に食事の大切さを伝える活動をされています。

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参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

そんな、江塚先生の経験をふまえて、以下の、3つのポイントを中心に子育てにおいて重要な『食』に関して、お話いただきました。

1.離乳期に入ったら、食事により、 おおよその生活リズムを作る。特に、朝食は一日で一番大切です。朝、エネルギーをしっかり補給して、頭も体もスムーズに動かすように、しましょう。理想は、以下にあげる、脳を活性化させる食品を、バランスよくとることです。
しかしながら、朝は忙しいものですね。 100%きちんとせねば、と気負う必要はありません。 以下の項目を頭にいれ、できる範囲でやってみましょう。

脳を活性化させる食品

エネルギー補給・・・炭水化物 (ご飯、パン、イモ類)
脳細胞の栄養 ・・・アミノ酸、グルタミン酸 (豆腐、麩、ゴマ等)
脳の発育・維持・・・DHA (魚)
記憶力・認知能力アップ・・・アセチルコリン (大豆、卵黄)

オメガ3オイル

特にDHAは重要で、酸化しやすいので必ず野菜と一緒に、摂取することが、大切なんだそうですが、参加者からは、ドイツ生活ではお魚が手に入りづらいとの指摘がありました。

青魚ではありませんが、比較的手に入りやすいものでは、鮭などにも、DHAが含まれているそうです。また別の参加者から、DHAを含むオメガ3というオイルが紹介されましたので、併せてご紹介いたします。

2.栄養バランスを考えた食事作り

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農林水産省ホームページより

食事バランスガイドに従い、 バランスのよい食事作りを心掛けてください。
キーワードは『ま・ご・た・ち・わ・や・さ・し・い』 ま(豆)・ご(ごま)・た(卵)・ち(乳類) わ(わかめなどの海藻類) ・や(野菜)・さ(魚) し(しいたけなどのきのこ類)・い(イモ類)。
このキーワードを意識すると、バランスのとれた献立になります。
ただし、こちらも、100%やらねばと気負う必要はありません。たとえば、忙しいときなどは、具だくさんスープなどで、いろんな具材を入れるだけでもOK。
うまく力を抜きながら、楽しく食事作りをしてください。

3.食事でコミュニケーションを
平日は難しくても、週末は一緒にするなどして、できるだけ家族皆で一緒に食事をとるよう心掛けてください。子供たちは食事の時の会話などで、コミュニケーションを学んで行きます。授乳のときも同じです。授乳のときは半分はお話をするという気持ちで、とにかくたくさん話しかけてください。

最後に、いくつか手軽にできて、栄養バランスがとりやすいメニューを教えていただきました。

①厚焼きたまご ツナ・コーンなどを具だくさんで
②ほうれん草と納豆のマヨネーズ醤油あえ(鉄分補給)
③鮭のマヨ&粉チーズ焼き みりん、しょうゆにつけた鮭を焼いて、 その上に、さらにマヨネーズ&粉チーズを載せて焼く。
④ポークビーンズ タンパク質、お野菜、豆類の摂取
⑤巣篭りたまご 千切りしたお野菜をいためて塩コショウ→卵を載せて蒸す
⑥スペイン風オムレツ お野菜を細かくして炒めたところに溶き卵を流し込む

愛情あふれるやさしい先生のお人柄のおかげで、とても楽しく和やかなセミナーとなりました。またフリートークセッションでは、 りんごの木特製ロールケーキをいただきながら、それぞれの食育の悩みを話したり、ドイツでの子育ての話について情報交換をしたりと、大変有意義なセミナーとなりました。
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