学校の夏休み−休暇”命”の国ドイツの制度

日本のきめ細かなお客様第一主義的サービスになれてきた私にとってドイツの分業化しすぎて、それが階層化してしまい、逆にサービスの質の低下を招いているドイツのサービスにずっと不満を抱いていました。が、人は環境にそれなりに適応するもので、放ったらかしでテキトーで謝らないドイツのサービスに慣れてきました。今は日本の過剰なサービスに心地悪さすら感じるようになってしまっております。
 
そんなテキトーなドイツですが、過度なお客様崇拝主義に絡めとられないため、労働者にとってはいささか働きやすいように思います。何よりも頑丈に守られまくっているドイツ人の休暇。ハネムーンのため1ヶ月モルジブを楽しみ、帰ってからも1週間はのんびり過ごすドイツ人友達には度肝を抜かれました。
 
ということで、イントロ長すぎ且つちょっと内容違いは否めませんが、今回のテーマはドイツの休暇がらみで、ドイツの学校の夏休みについてです。なにげにドイツの夏休みがかなりいい感じなんです。urlaub
 
基本的に夏休みはどこも観光地は混み合いますが、休暇に対する熱い情熱のあるドイツの制度にはちょっとした工夫がされています。
 
州ごとに学校の夏休みを日程をずらしているのです。
 
例えば私の住むノルドラインヴェストファーレン州の今年の夏休みは、7月7日〜8月19日までの6週間が公式なお休み。違う州のバイエルン州においては7月30日〜9月15日です。州ごとの休暇詳細はこちらにあります。
 
この休みは不公平にならないよう毎年ローテーションします。
 
ちなみに幼稚園ではその半分の3週間。それも毎年幼稚園によって前半後半かが変わります。どーしても自分の幼稚園の休みが仕事などの事情で休めない場合は、休みが逆の他の幼稚園で預かってくれるというフレキシブルな対応もしてくれます。
 
かってな私見を挟みますと、明文化された法(権威的でもある)に対して、遵守心の高いドイツ人ですが、身近な人間関係においては、非常にフレキシブルなシンパシーのある対応をするイメージがあります(たまにあり得ないことも起こりますが)。
 
話を戻すと、この州ごとの夏休みの設定によって、日本のような観光地や交通機関の過剰な混雑を回避することができます。そもそも国民一斉に取る意味はどこにあるのでしょうか?なくね?せっかくのお休みなのに、混雑のせいで逆に疲れてしまっては、休暇の意味が本末転倒です。また観光地的視点でも、州によって異なる夏休み日程の方が継続的に集客できそうだし、みんなにとってメリットが多い気がします。
 
日本も県ごとに夏休み日程をズラすという制度をオススメします。8月の混雑マックスのねずみーらんどなんて絶対行きたくないですから❗️それでなくともクソがつくほど暑いですから!!学校の休暇を管轄しているであろう厚労省の役人にモノ申したいです。

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