ドイツ幼稚園でのカルチャーショックー父母会の事例から

ドイツの幼稚園に子どもが入って3年目を迎えました。ドイツの幼稚園も市営、カトリックまたはプロテスタントの教会が運営、親が積極的に運営に参加する(Eltern-initiativ)など、いろいろあります。我が子は近所のDiakonieというキリスト教団体(プロテスタント系)が運営する教会に併設された幼稚園に通っています。ちなみにデュッセルドルフは市長の打ち立てた政策によって、3歳以上の園児の保育料は無料。毎月食費だけを払っています。

今回は幼稚園のクラスの親の代表をきめるときのエピソードをお話しします。子どもが幼稚園に通い始めて2年目を迎えてすぐ、私は父母の会合(Elternversammulung)のお知らせを受け取りました。基本的に父兄の集まりは夜7時からが基本です。仕事をしている人を前提としているからです。

会合の1ヶ月くらい前から、担任の先生が私に「クラスの親代表に立候補しませんか?ぜひ考えみてください」的なことを何度も何度も言ってきました。その懇願する様子と私の日本的感覚から、当日のシーンとした誰も手を上げない雰囲気を回避したいのではないか、学生の私は他の親よりも時間の融通が利く事を先生は知っているから、私にお願いするのではないか。。。などと考えていました。あまりにも毎日言われるので、オッケーしようかなと思いながら、でも外国人で細かい事に支障をきたすことになったら困るし。。。などとうじうじ考えながら、その日を迎えました。

当日の参加者は7割がママ。3割がパパ。子どもをみてくれる環境にある人は、両親そろって参加のところもありました。

当日会合にでてみると、なんと立候補者は4人!その4人が前に出て、自分は幼稚園に対してこんなことをしたい、こんなことができるという自己アピールタイムが始まりました。その後に父母全員が投票をするというスタイルでクラスの親代表が選ばれました。まさに「選挙」。ふー、立候補しなくてよかった。。。

すっかり日本的な感覚の私は、誰もやりたい人がいなくて、なんとなく押し付けあいながら、じゃあ私が今回は。。。みたいなノリを想像していたのですが、真逆でした。こんなに立候補者がいるなら、担任の先生も外国人の私にわざわざ声かけてくれなくてよかったのに。

結果、その立候補者の中から2人が選ばれ、なにか行事のときには、ちょこちょこ話し合いをもって動いてくれています。選ばれた2人はママでしたが、ひとりは時短勤務のママ。もうひとりは3人目の子どもが産まれて産休中のママ。月1回の父兄代表と園長先生などが集まるミーティングに参加して、勢力的に代表を務めてくれています。

あまり「大変なこと」「いやなこと」「メンドクサイこと」として親代表は考えられていない印象でした。これは何気ないことですが、カルチャーショックでした。

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