修道院に泊まる旅 ー 押し付けのないオモテナシを学ぶ

写真 3-4

先日、バイエルン州にあるDießenとAndechsというAmmersee(アマル湖)のある小さな町への旅をしてきました。そこで、生まれて初めて、修道院に宿泊してきましたので、レポートいたします。

Armerseeはマリンスポーツが盛んな町です。夏に訪れると非常に観光で賑わう場所なのだそうですが、季節は冬。さすがに、閑散としていました。

写真 1-4Armerseeをぐるっとドライブすること20分。修道院のビール醸造所とその直営レストランが有名な、Andechsという街があります。ここでは、何種類もある地ビールを飲んで、大きなプレッツェルにハーブを織り込んだクリームチーズをつけていただくのが流儀。それに、南ドイツならではの、酸味の利いたポテトサラダを食べれば、もう完璧なバイエルン人の食事です。お酒という俗物を聖職者が作り、それがビジネス化していることに、多少の違和感を感じましたが、ビールの味は格別なものでした。有名な白ビール(weißbier)でも、明るい色(hell)と暗い色(dunkel)などのバリエーションで楽しむことができます。

写真 2-3また、駐車場へ向かう途中には、修道院直営の小さなお店兼バーのようなものががありましたので、立ち寄ってみました。手作りのリキュール類がずらり。色々と、試飲をさせてもらい、蜂蜜酒(Hohiglikör mit willams-christ)を購入しました。ほかにもベリー系のリキュールなどもありました。 その他、山登りや様々なイベントが楽しめる場所ですので、ミュンヘンからちょっと足を伸ばして、ここに泊まるのもおススメです。アンデックスのサイトはこちらhttp://www.andechs.de/nc/en.html
写真 2

さて、いよいよ、宿泊予定の修道院があるDießenへ。Dießsenはとても小さな街です。ミュンヘンから電車で1時間ちょっとのところに位置していますので、ミュンヘンまで通勤している人もいるそうです。芸術家やエコな生活をする環境意識の高い人々などが集まるステキな街でした。

さて、初めての修道院、いったいどんな古い建物なのだろうかと、おそるおそる出かけましたが、想像したよりもずっとモダン。シスターの方たちが、笑顔で出迎えてくれました。廊下もお部屋もとても明るく、きれいに整えられた室内には、シンプルで押しつけのない優しさがあふれていました。あるのは聖書一冊のみ!

長い廊下を子どもたちは走り回り、それを暖かく見守るシスターたち。宿泊客も3組ほどしかいないため、あり得ないほど静かで、鳥のさえずりと教会の鐘の音しかせず、本当にのんびりと過ごすことができます。

写真 3-2タオルは使用後に洗濯カゴに入れます。さらに新しいタオルを追加で使いたい場合は、横に置いてある寄付箱にいくらか寄付をします。翌日の朝食も、これまたさりげないあたたかさを感じるものでした。日曜日の朝ですから、ミサで忙しいシスターたちは不在ですが、朝食室には各ゲストの団体ごとのテーブルに、手作りの素敵な名前札がおかれていました。また、テーブルセッティングも、とてもシンプルなものでしたが、シスターたちの温かみを感じるものでした。

真のおもてなしとは何か。。。シンプルな中に宿る押しつけのない親切心と心遣いだと私は思います。初めての修道院での宿泊では、そんなことを学びました。

写真ちなみにこの修道院はウェブサイトなどなく、予約は電話のみですが、ぜひ一度訪れてみてください。

 

レポーター 管理人ひさこ

修道院に泊まる旅 ー 押し付けのないオモテナシを学ぶ への2件のフィードバック

  1. カエル のコメント:

    いいですね。一度私も泊まってみたいものです。
    おもてなし、確かに特別なものではないでしょうね。
    簡単な言葉で言うならば、気がきくですね。

    • hisako のコメント:

      カエルさん、コメントありがとうございます。そう、特別感がないところに逆にグッときました。一度はぜひ泊まってみてください。45€くらいで一部屋泊まれました。

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