同性愛者の結婚式に参列してきましたレポ

collageとある週末、家族でお友達の結婚式に参列してきました。ベルリンから車を走らせること1時間(デュッセルドルフからは車で5時間くらい)。片田舎にあるKyritzという湖にぽっかり浮かぶ小さな島にある唯一のレストランで結婚パーティーが行われました。特筆すべきは、この結婚式の主役がふたりとも花嫁であること。つまり同性愛者である女性と女性の結婚式なのです。

ドイツでは、同性愛も異性愛者の結婚と同等の権利を付与するパートナーシップ制度を採用しています。そのため、同性愛者であっても、お互い人生パートナーとして法的地位を取得したい場合は、パートナーシップ登録を申請することができます。彼女たちは長年のお付き合いの末、人生のパートナーとして生きて行くことを誓ったのです。そうすることで、財産分与、税金、手術などの手続きにも、相手の家族として承認され、法的に守られた立場になるというメリットが得られるのです。

collage-1とはいえ、人生初の花嫁2人の結婚式とあって、どうもピンとこない自分がいました。しかし、実際に参列し、二人の幸せな姿を見ることで、ただただ普通に愛し合っている二人のカップルであり、二人の女性が共に白いウェディングドレスを着ていることに何も違和感を抱かなくなりました。ひたすら祝福モードな自分がそこにはいました。おふたりのご家族も、盛大に喜んで二人を祝福しているところを目の当たりして、本当に幸せなカップルだなぁと感動しました。

なんと花嫁のパートナーには連れ子がいました。それもティーンエイジャー2人!!!連れ子のふたりは、母親とパートナーとの結婚に対し、心からの祝福のスピーチをしていました。その家族までもが同性愛に対して理解があり、寛大であるというのを肌で感じました。

結婚式に参列する前までなんとなく抱いていた私の中のぼんやりとした違和感はすっかり溶け、理解しているつもりでも、どこかで違和感を持っていた過去の自分を恥ずかしいとすら思ってしまいました。そうです、愛し合っているものが一緒になりたいと思うのは至極当然のことで、それが相手が同性であろうと異性であろうと、なんら問題ないのです。だって幸せになりたいという気持ちは皆同じだからです。

ドイツでは、異性愛カップルであろうと同性愛カップルであろうと、結婚と同様にパートナーシップという形で、人生のパートナーを家族として正式に登録できる制度があり、夫婦別姓ももちろん可能です。私はドイツの自分のライフスタイルに対し、たくさんの選択肢があるフレキシブルな制度が好きです。なぜなら、自分らしく生きるために、自由に人生設計ができるからです。同性婚も異性婚も、夫婦別姓も、パッチワークファミリーも。。。久しぶりにドイツの素晴らしい点に気づかされた1日でした。

りんごの木レポーター WAKA

ドイツ人の旦那と、3人の子持ちママ。2011年からデュッセルドルフから北に車で25分の小さな町に暮らしています。ドイツ人の生活や暮らしのちょっとしたアイディアなど、身近な情報を中心にレポートします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください