ヒサコラム「アイコンタクトの大切さ」

みなさん、乾杯する時は相手の目をきちんと見てますか?なんとなくグラスを眺めながら乾杯してませんか?

私の経験上、ドイツでは、みんなで一斉にグラスを傾けて乾杯することがありません。大人数のパーティーでも、近くにいる人たちと一人づつ乾杯をします。その時に重要なのがアイコンタクト。男女関係なくしっかりと目を合わせて乾杯します。これをしないと、怪しい人物だと思われますし、ビジネスシーンでは信頼関係が構築できません。

日本人の友人は、男性と目を合わせて乾杯するのは気恥ずかしいと言っていました。目を合わせての乾杯は少し思わせぶりではないのか?と案じてすらいました。いやいや、真逆なんです。ドイツでは目を合わせて乾杯しないと、パートナーとの関係に不満がある人だと思われるそうです。これは冗談交じりにドイツ人が教えてくれた言葉です。目を合わせないと勝手に憐れな人だと思われてしまうのです。それくらい、目を合わせることは大切です。

乾杯シーンだけではなく、挨拶で握手をする時も同じです。漠然と手を見ながら握手するのではなく、握手しながら相手の目を見ます。これをしないと、不誠実な人間だと思われがちです。真面目な日本人サラリーマンは、目を合わせないだけで損をしますので要注意です。

それだけではありません。道を歩いている人と車の運転手同士も、道を渡る時にアイコンタクトを取る傾向にあります。車が止まってくれると、歩行者はガラス越しに目を合わせてニコッとしますし、止まってほしい時も、歩行者は車の運転手に目を合わせにいきます。

このように他人とのアイコンタクトは日常生活の中にあふれており、ドイツ生活での潤滑油として重要な働きをしています。ドイツに赴任してきたばかりの方は、ぜひこのアイコンタクトをマスターすることをお勧めします。これこそが、ドイツ社会で信頼を築く上での大切なマナーだからです。

文責 りんごの木管理人ヒサコ

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