ヒサコラムードイツ人ママ友の働き方から学ぶ

仕事と子育の究極の選択を迫られず、自然体で両方楽しむという生き方

彼女とPlanのTシャツでマラソン大会に出場! プライベートも満喫してます♬

子どもが幼稚園の頃から仲良くしているママ友は、フルタイムで働いています。彼女は水を浄化する技術を持つアメリカ企業で営業職として働いており、フルタイム契約ですが、月曜日は完全にお休み。つまり週休3日ですが、フルタイム契約をしています。

さらに驚くべきことに、彼女はオフィスに席はありません。3人のチームで働いていますが、上司はフランクフルト在住でオフィスに行くことはなく、もう一人の同僚も全く違う町に住んでおり、オフィスに席はないのです。ちなみにドイツの本社はNRW州内にあります。

確かに営業であるために、殆どはクライアントとのやり取りがメインで、火曜日~金曜日は会社から支給されているBMWの新車でクライアントのところに家から直行直帰します(この営業車は彼女がいくつかの条件の中から自ら選んだもの)。事務作業もホームオフィスで行っているため、リビングでパソコンを広げて、数字とにらめっこしている姿や遊びに行った時には、お客さんと電話で話し込んでいる姿を私は見たことがあります。上司が見ていなくてもきちんと仕事をしていると思われます。

では、どうやって会社内(部署内)でコミュニケーションをとっているのでしょうか。彼女いわく、毎日のようにテレビミーティング(whatsupやskype)をしているとのこと。それで用は足りるそうです。また、年に3回ほど皆で集まって1泊2日の集中ミーティングをしたり、年末は泊りがけでの会社のクリスマスパーティーがあり、そこでも顔を合わせます。それで事足りるのです。

もちろん、月曜日にクライアントからの要望で仕事が入った時は、別の曜日に言わずもがな、きちんと代休を取ります。このように、オフィスに行くための往復の通勤時間をなくすことで、無駄な時間を減らし、営業としての仕事の効率がぐんと上がっています。また、このような働き方を10年続けていることを考えると、問題なく仕事ができてることがわかります(今年は会社で50人ほどが肩を叩かれるそうですが彼女は対象外とのこと)。

また、彼女はフルタイムでの営業の仕事と子育てに加えて、社会活動も行っています。Plan(https://www.plan.de)という貧しい国の子供たちの里親となって経済的に援助するという団体のドイツの団体運営に深く携わっています。毎月の会議やイベントの企画、年1回のドイツ全体ミーティングにも参加しているのです。

このように、フルタイムで働く場合は子どもといる時間を犠牲にして、仕事に集中せざる得なかったり、子どもとの時間を確保するために、仕事を辞めたり、減らしたりすることなく、自然体で両方を楽しんでいるのです。それに加えて、社会活動も参加し、生活は充実したものになっています。この記事の許可をメールで取っている間も、彼女は連休を利用して友達家族とオランダのビーチで寝そべりながら、快諾の返事をくれました。優雅なものです。

日本社会でも、女性の社会進出をうたっていますが、まだまだ女性に仕事をとるか子育てをとるかという究極の選択を迫るような社会&家族政策になっている気がします。そうせざるを得ない社会は、あれもこれもやりたい女性にとっては、とても生きづらいのではないでしょうか。二兎を追って二兎を得られる社会を目指したいものですね。

文責 りんごの木管理人ヒサコ

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