出産年月日:2019年6月
分娩方法:吸引分娩
出産した病院名: Helios Klinikum Krefeld
なぜこの病院を選んだのか?
1人目の出産もこちらでお世話になり、小児科もとてもしっかりしていたので。もしなにかあったときでもお医者さんを信頼できると思った。
出産までの経過
予定日3日前に産婦人科の健診に行った際、私の血圧が急に上がっていたのと、赤ちゃんの心拍が少し緩やかだということで、即出産するために病院に行くよう指示され、病院へ。
陣痛促進のためのホメオパシーの薬を飲みながら、3日ほど入院して様子をみていたが、陣痛がこなかったため、子宮口を広げる処置を行った。その日の夜弱い陣痛が始まったが、そのまま進まなかったため、次の日の朝、人口破水を行う。しばらくしてから強い陣痛が始まった。
なぜか最初から3分おきの陣痛で、その合間を縫って分娩室に歩いて移動。
数時間、かなりの痛みに耐えた後、無痛分娩を勧められる。麻酔を打たれ、数分後から楽になった。
仮眠をとった後、動くと貧血になり、フラフラしていたところに、N医師に赤ちゃんの心拍が早すぎるので帝王切開の可能性を告げられたが、もう一人のS医師には自然分娩できるはずと言われる。私が自然分娩を希望していたため(1人目は帝王切開で出産)、S医師は自然分娩実現にむけ、かなり試行錯誤し頑張ってくださった模様。私も赤ちゃんもこのまま出産まで耐えられるのか、二人とも数回にわたり血液検査をされた。(赤ちゃんの採血は、赤ちゃんの頭に直接針を刺すというもの!)
両手に2本ずつ点滴をされながら、赤ちゃんが降りてくるよう、体勢を変えたり試行錯誤している間にやっと子宮口が10センチ開き、30分おきに投与していた無痛分娩の薬をストップ。いよいよ出産となった。陣痛の波に合わせていきみ、太った看護婦さんにお腹の上の方をぐーっと押され、下からお医者さんが二人がかりで赤ちゃんの頭を吸引し、それを何回か繰り返した挙句、やっと出てきてくれた。病院の先生がおっしゃるには、稀に見る難産だったそうだが、私の希望が叶うように最善を尽くしてくれたS医師には本当に感謝している。
これからドイツで出産する人へのアドバイス
出産は大変でしたが、お医者さんと看護婦さんはみんなとても協力的で、安心できました。自分の意思は伝えておくことが大事だと思います。
出産後、生まれた息子に黄疸が出て、結局全部で2週間病院暮らしでしたが、食事以外はとても良かったです。
日本は1人目が帝王切開だと2人目も帝王切開が主流だそうですが、ドイツはそうでもないようです。重複しますが、ドイツでは希望ははっきり伝えた方が良いです。そうすることで、出産の満足度が変わってきます。