ドイツで生活するうえで、日本人としては欠かせない日本の調味料。高いけれどなくなったらいつも日系スーパーで買い足している人も多いのではないでしょうか。
そんな調味料の中で、みりんの代わりになるものを自分で作れることをご存じでしたか?
材料はたったふたつ。
それは、デーツ(ドイツ語ではDatteln)と酒のみ。
デーツとは、日本ではナツメヤシと呼ばれるヤシ科の果物で、ドイツではだいたいどこのスーパーでもドライフルーツ売り場に売っています。食べてみると、干し柿のようなねっとりとした食感と優しい甘味がする、加えて栄養もたっぷりな万能果物です。
これを、お好きなお酒(我が家では、一番コスパのよい日本酒を2Lパックで購入し、料理酒として使っています)の中に入れて冷蔵庫で1~2日置くだけ。
お酒は、自分の好きなものならなんでも大丈夫で、くせのないハードリカーでもよさそうですよね。お酒が減ってきたら上から継ぎ足し、甘味がでなくなったなと思ったらデーツを差し替えてください。残ったデーツは小さく切ってパウンドケーキなどに入れてもいいですね。日本でいう梅酒の梅みたいな感じかも?
できあがりは、こちら↓
というわけで、今回は自家製みりん風調味料のご紹介でした!
りんごの木レポーター まる子