障がい児の諸手続きと申請

  1. ソーシャルワーカーの役割

各都市の児童福祉課(Jugendamt)にはソーシャルワーカー(Sozialarbeiter)がいて、行政機関内、もしくは自宅にて子供と一緒に面談し、費用、療育、専門医、保育施設など、各地域の専門情報を元に、個々に合ったアドバスを受けられます。

デュッセルドルフ市のソーシャルワーカー

Städtische Förderungszentrum für Kinder

  • Annette Holtmann-Arnold

annette.holtmannarnold@duesseldorf.de

Telefon 0211 – 9263117

電話可能な時間 水曜日9:00 – 10:00

上記の窓口は、未就学児の家庭が対象となります。就学後の場合は、先にご紹介したSPZや各支援校にも、ソーシャルワーカーが勤務されていて、同様の相談ができます。ただし、学校に配属の方は、主に各種手続きに関することで、療育や医療の相談は受けませんが、例えば、障害者カードや介護保険の申請、余暇プログラムの申し込み等、自分だけでは難しい処理も、代理申請含めて支援してくれますし、更には障害者の相続権や思春期の問題等、プライベートな事までも相談可能です。

 

2.障害者手帳 (Schwerbehindertenausweis)

何らかの障害がある場合は、それを示す障害者証明カードを申請することができます。下記のサイトから申請書がダウンロードできますが、記入が複雑なので、上記のソーシャルワーカーに助力をお願いした方がスムーズです。特に、SPZでは、医者の診断書も同時に揃うのでお勧めです。

必要書類を担当機関に送付すると、3〜6ヶ月後に郵送されてきます。必要書類を担当機関に送付すると、3~6ヶ月後に郵送されてきます。通常は、有効期限が10歳未満、10歳~20歳未満、と区切られていますが、駐在等で滞在ビザに期限があったり、10歳をまたぐ場合は、それに合わせて別途有効期限が設けられます。特に通達は来ないので、忘れずに更新が必要です。記載されている内容は、障害の度合い、どのような種類の障害なのかが記号で表記されています。例として、 Bl (Blindheit 視覚障害)、Gl (Gehörlosigkeit 聴覚障害)、H (Hilflosigkeit 常に付き添い要)、B (Begleitung交通機関を利用する際に必ず付き添い要 ) 

このカードを提示すると、美術館や動物園などで付添人の料金が無料になったり、公共の交通機関の割引などがあります。

・デュッセルドルフ市の問い合わせ先

Amt für Soziale Sicherung und Integration

Tel:0211-8991

Mail:schwerbehindertenrecht@duesseldorf.de

 

・申請に関する案内(ドイツ語のみ)

https://www.duesseldorf.de/buergerservice/dienstleistungen/dienstleistung/show/schwerbehindertenausweis.html

 

・申請書のダウンロード

http://www.bezregmuenster.de/de/gesundheit_und_soziales/schwerbehindertenrecht/antrag_stellen/index.html

 

3. 介護保険(Pflegekasse/Pflegepflichtversicherung)

各健康保険会社によって、健康保険加入後いつから申請が可能になるかは異なりますが(公的保険で大体2年経過後、対象が子供の場合は、親の加入年から計算)、申請すると、専門医が自宅を訪問して評価を行い、介護ランク(Pflegegrad)が1〜5段階で認定され、そのランクに応じて、 毎月保険会社から手当てが支給されます。介護保険ですので、日常生活において、いかに介助が必要かということが焦点になり、必ずしも障がいの度合いと一致するとはかぎりません。また、子供の場合、障がい者カード同様に年齢が低いうち(特に3歳以下)は判定が難しく、最も軽いランク1しかもらえないという事態も生じます。また、チェックする専門医によって、評価に個人差も出てきます。結果に納得がいかない場合は、やり直しを要求することができます。

その他にも、介護ランクを取得していると、例えばシッターや病院への付き添い等、専門施設からスタッフを派遣してもらい、介護者(Pflegeperson、通常は親のどちらかを登録する)の負担を軽減する様々なサービスの利用に対して必要な費用の負担を、肩代わりしてもらえます(月額限度額あり)。親の所得による制限はなく、その障がい児に対して支給されます。まずは、ご自身の健康保険会社 に直接お問い合わせください。

※教育、福祉の現場環境は、年々、変化の一途を辿っています。この先、記載事項より変更が生じる可能性も十分にありますので、予めご了承下さい。

 

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