さて5月のカルチャーカフェ、日本とドイツの「体験的比較教育論」がテーマです。公文の教室は、教育や言葉、社会や文化について、考えるヒントがいっぱい! そのいくつかを取り出して、皆さんとご一緒に考えてみたいと思います。特に教育関係者、子育て中の方々、社員研修担当者、あるいは広く独日の文化の違いに関心のある方にお集まりいただければ、きっと議論も盛り上がることでしょう。(参加無料 コーヒー・軽食つき)
公文式オーバーカッセル教室にて
Niederkasseler Kirchweg 112,40547 Düsseldorf
日本人幼稚園の2軒隣です。付近に路上駐車できます。
講師: フックス 真理子
(公文式デュッセルドルフ・オーバーカッセル教室、メアブッシュ教室指導者 Dr.phil.)
ドイツの公文式教室で、日ごろ日本とドイツ、またドイツの学校教育を受けている移民のこどもたちに接していると、小学生のころは日本人のほうがはるかに自立していると感じられます。ソーシャルスキルも身についているし、何よりも自分のことがきちんと自分で管理できるこどもが多い。ところが学年があがるにつれて、この自立度が逆転していくのです。5年生くらいになると、ドイツの学校から来る児童生徒は、たとえ両親が日本人でも、きちんと自分の意見を表明し、教室スタッフ相手に堂々と「交渉」できます。かたや日本人学校に学ぶ日本のこどもたちは、言葉の力自体が希薄なケースが目立ちます。いったいなぜそうなるのでしょうか。
今回の講座では、その原因を考えるとともに、このようなコミュニケーション能力を育てるドイツの教育から私たち日本人が学べることを提言していきたいと思います。
どなたでもおいでください。準備の都合上、できるだけ、事前にお申し込みくださいますよう。
連絡先:culturecafe@outlook.jp
Tel:0211-573573 (月・木 14:00-19:00)