対談イベント ようこそ先輩!「わたしが困難を乗り越えられたわけ~3つのカギ」
1月25日(火)ドイツ時間10:00~11:30
Zoomにてオンライン開催
今回は「脳が喜ぶ勉強法」、司法教育の第一人者である神田先生と教え子の伊東帆南さんとの対談形式です。
帆南さんは、生まれてから13歳まではスイス→ドイツ→イギリス育ち。その後日本で学校に通うという環境ゆえに、たくさんの悩み・困難に直面します。くじけそうになりながらも乗り越えてきた帆南さんに対してご両親は、その悩みを解決しようと手を差し伸べるのではなく、その都度そっと支えてくれたそうです。
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でも、そうした悩みを持つのって悪いことじゃない。
確かに辛い、しんどいけれども、普通に育ってたら持てない悩みじゃないですか。
だから、今悩み苦しんでいることは決して悪いことなんかじゃない。
そのときの苦労と努力があったからこそ今の自分がいる、何一つ無駄なことはなかったと、今身をもって知っているので。
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さまざまな困難を乗り越えることができたわけ、それを支えたご両親のサポートなどを中心とした以下のお話を予定しています。
① 親には何があっても味方でいてほしい
海外に住んでいる時、私は家を一歩出た瞬間からそこは戦場だと思って生きていました(笑)
弱さを見せたらやられる、喧嘩を売られたら買わなきゃ、信用できるのは自分だけ・・・
そんな張り詰めた中でも毎日頑張れたのは、「家」のおかげ。
両親は、「何があっても私の味方」という安心感を与え続けてくれて私の1番の心の支えでした。
そんな両親がかけてくれた言葉や行動などをお話いただきます。
② 努力のお話
努力は絶対に実る。ただ、その努力が願った方向に実るとは限りません。だから、努力が実ったと実感できなくて落ち込んで自信をなくしてしまって。
でも、その努力は決して裏切らない、何かしらの形で実ります。
私はこの考えにたどり着いてから、「この努力はいつどんな形で実るのだろう?」と楽しみになりました。こうした考え方が誰かの希望になればいいなと思ってます。
③ 考え続けるということ
こどもたちは、これからの人生、自ら色々考えて様々な選択をしていかなければなりません。色んなことにぶちあたって、「どうすればいいかな?」「何をすればいいかな?」と自分なりの答えを見つけ出していきます。
先生や親御さんも、時には答えが出ない問題にこどもと一緒に考えて模索して、時にはそっと導いてあげる、1人1人お子さんにあった導き方を考え続けるのが大人の1つの役目なのではないかと、今まで出会った恩師と両親を見て思いました。
今こどもにしていることは「本当にこどものため」なのか、「自分の理想のこども/生徒に育て上げるため」なのかをもう一度考えるきっかけになるようなお話を実体験をもとにお話しできたらと思います。
伊東帆南さんプロフィール
・生まれてから13歳までスイスとイギリスとドイツで過ごす
・広尾学園インターの一期生として入学・卒業
・20歳で明治大学卒業(学士号)
・コミックとアニメで日本語を修得
・東京私立高等学校弁論大会4位入賞
・明治大学e-presenコンテスト準優勝
神田英明先生プロフィール
民法学者(明治大学)、弁護士、法曹教育の第一人者。教え子から司法試験合格者127名(首席合格、
20歳合格、最年少合格者を含む)。裁判官・検察官・弁護士を教える弁護士。
「石垣島から弁護士職業人100人プロジェクト」(2018年始動)
2001〜3、2013〜14年 研究者としてミュンヘンに生活、在外邦人の子女教育にも強い関心を持つ。
ご子息の直樹さんは中高時代をミュンヘン で過ごし、高校・塾・予備校に通わずにまったくの独学で東京大学文科一類に本試験成績第2位で合格。東大フロンティアランナーズ二代目代表。離島や海外、経済事情など不利な教育環境から東大をめざす高校生の支援に取り組み、ミュンヘン講演(2019年3月)や「石垣島から東大合格100人プロジェクト」(2019年5月始動)
などを行っている。
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